『女の愛と生涯』(Frauenliebe und Leben)は、シューマンが1840年に作曲した連作の歌曲です。
作品42。アーデルベルト・フォン・シャミッソーの詩(1830年)によるものです。
シャミッソーの原詩は彼自身の結婚生活が元になり、夫に尽くす妻の観点を詩としたものですが、
シューマンがこれに作曲したのも自身の経験と切り離して考えることはできないだろうと
言われています。
この歌曲集の特徴としては、ピアノの独立性が高く、声楽と対等な立場で音楽表現に与っている点が
あります。この点で本作品によりドイツ歌曲はシューベルトの圧倒的影響を離れて、
新しい時代に入ったといえるでしょう。